枝肉用食品容器の業務用価格の概要

世界一の食肉市場を持つ日本では、毎年約6000万トン以上もの精肉が市場に流通をしているのをご存じでしょうか。人口1億人程度の小さな国家でこれだけの肉を消費しているということは、国民ひとりあたりで約60キロ以上は食べている計算となります。ステーキから焼き肉、ホルモンなどいろんな加工品として口にしており、どなたでも好物だと言われる品です。枝肉という形に加工をしてから、精肉店やデパートに卸されるのですが、この枝肉は2年以上も前に処理をされたケースが大半を占めます。

まず業務用だと熟成をさせないと、客に提供をすることができません。サナダムシという寄生虫が肉に付着をしており、そのまま解体をしてすぐに販売をすると、寄生虫に感染をするからです。熟成は約マイナス50度の冷凍庫で実施をするため、それに耐えられるだけの業務用食品容器が必要になります。ここでは簡単に、肉を入れる業務用食品容器の概要を解説します。

一般的な食品容器の場合、プラスチック製のタッパーと呼ばれるもので、さほど高価な品ではありません。マイナス50度に耐えられるだけの品でもないので、業界で使われることもないものです。しかし業務用であれば、ガラス製で耐熱にも長けており約10年間は品質を維持することもできます。多くの食肉センターでは40年以上も前から採用をされており、効率よく使って美味しいミートを市場に送り届けられるようになっているわけです。

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